公募を始めたばかりの頃、「入賞」と「入選」はどう違うのかがよくわかりませんでした。
例えば、「佳作入賞」と書いている人もいれば、「佳作入選」と書いている人がいたり。
調べてみたら、「佳作」というのは、
1 文学作品・芸術作品などで、出来栄えのいい作品。
2 絵画・文芸作品のコンクールなどで、入賞した作品に次ぐ優れた作品。「選外佳作」(コトバンク)
となっていました。
「選外佳作」という使い方が正しいなら、「佳作入選」は逆の意味になってしまいます。
けれど、これはどうも統一されているものでなく、主催者がそれぞれ設定しているので、どれが正しいとか間違いというわけではなく、色々なケースがあるのだとわかってきました。
1番上の賞を「大賞」というところもあれば、「最優秀賞」というところもありますし、入賞の下に佳作があるところもあれば、佳作までを入賞にして、その下を「入選作」としているところもあったりします。
賞金が出るか出ないかで、入賞、入選を線引きしているのかな、とも思いましたが、それも一概には言えないようです。佳作で賞金が出るところもあるので。
だから、佳作でも賞金がでれば、「佳作を受賞した」という言い方をしても間違いとは言えないかもしれません。